ダイヤモンド金型部品
ダイヤモンド金型部品
高硬度で長寿命、プレス加工品の品質も安定。
近年ますます被加工材の硬質化が進む中で、金型メンテナンス工数の削減やプレス品質向上の必要性から、より高硬度の金型部品の開発が望まれています。従来、パンチやダイ等のプレス金型部品の材料には、超硬合金が主に使用されていますが、近年超硬合金以上の硬度をもつ焼結ダイヤモンド等の材料で金型部品を製作しています。
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受賞歴
プレス打抜品の品質保証時間50倍!!※当社ヒアリングによる
金型メンテナンス費、超硬比54.2%削減!!※当社試算
超硬合金 | セラミックス | 焼結ダイヤモンド | |||
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名称 | 微粒子超硬 | 超微粒子超硬 | SPS超硬 (放電プラズマ焼結) |
導電性ジルコニア (ZrO2系) |
PCD |
粒子径(µm) | 0.8~1.5(WC) | 0.5~0.8(WC) | 0.08~0.5(WC) | - | ~15(ダイヤモンド) |
硬度(HV) | 1,200~1,800 | 1,400~2,000 | 2,150~2,600 | 1,400 | ~10,000 |
抗折力(MPa) | 3,200~3,700 | 3,700~4,300 | 1,500~2,640 | 1,700 | 1,500~2,500 |
:高硬度
従来は、打抜きプレス金型に微粒子超硬合金の金型部品を使用し、200万ショット毎に再研磨を行っていました。今回、このダイヤモンド金型部品を採用したところ1億ショット以上まで再研磨が不要となり、寿命が50倍以上に向上しました。
従来は、超硬金型部品を使用していましたが、このダイヤモンド金型部品を使用して14倍以上長寿命で、現在も使用中です。磨耗も少なくプレス加工品の品質も安定しました。また、かす上がり防止レーザ加工も行ったところ、かす上がりも無くなり稼働率が飛躍的に向上しました。
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