お知らせ
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ガラスレンズ成形用CVD-SiC金型の高能率研削加工技術の開発が「令和元年度 戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)」に採択され、中小企業のものづくり基盤技術の高度化に関する法律に基づく特定研究開発等計画の認定(令和元年5月23日近畿経済産業局認定分)を受けました。
■ 研究概要
高度化と大型化が進むガラスレンズは、完成形近くまで金型でプレス成形するため、金型の高精度化と加工時間短縮はレンズの精度、生産性の向上に直結する。さらに高熱伝導、高耐久性の次世代金型材料CVD-SiCで金型を高精度に製造できれば、レンズの品質安定性も向上する。しかし、SiCは高硬度で従来技術では高精度加工が困難なため、焼結ダイヤモンド製超均整多刃(たじん)砥石による高能率研削加工技術を確立し、これら課題を解決する。
戦略的基盤技術高度化支援事業(サポイン事業)
https://www.kansai.meti.go.jp/3-5sangyo/sapoin/houshien/sapoin.html
中小ものづくり高度化法に基づく情報処理、精密加工等の12技術分野の向上につながる研究開発、その試作等の取組を支援することを目的としています。
中小企業・小規模事業者が大学・公設試等の研究機関等と連携して行う、製品化につながる可能性の高い研究開発、試作品開発、販路開拓への取組を一貫して支援します。