新しい技術用語(専門用語)をユーモアを交えわかりやすく解説しています。
離型性(成形金型から成形品を取り出すこと)を良くするため、金型の製品部につける勾配をさす。通常は1~2度の勾配をつけるが、材質・成形品形状・シボ加工の有無によっても変化する。 抜き勾配がないと、金型に成形品が残ったり、成形品にキズがつく場合があるため、成形品には抜き勾配をつける。バケツの口側が広く底側が狭いのも、抜き勾配をつけているため。 機能やデザインの制約があるために、勾配を極力抑えなければいけない場合は、当社が施工するイエプコ処理やFCコートなどの離型性改善処理が有効。
生産性が向上する製品をお届け! 高度化するご要求にきめ細かくお応えできるよう常に最新技術を開発し、より微細で精密な加工に挑戦しています。