新日本テック技術用語集
TEC-tionaryテクショナリー
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新しい技術用語(専門用語)をユーモアを
交えわかりやすく解説しています。
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プレス金型で使用される抜きパンチには、「ヒール」と呼ばれる機構をつけることがあります。
正式には「バックアップヒール」と呼ばれ、主にパンチの片側で抜きをおこなう際に使用します。
パンチの片側のみに打ち抜きの負荷がかかると、パンチは負荷の少ない方向へ逃げてしまいます。その結果、パンチとダイの隙間であるクリアランスが広くなり、バリの発生や、ダイとパンチの干渉、パンチの破損などにつながるおそれがあります。
ヒールがあると、ヒールが先にダイに入り、パンチが負荷の少ない方向に逃げるのを防ぐことができます。
ヒールの背中の部分のクリアランスを狭めることで、より高精度な抜きをおこなうことができます。
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